太平洋の謎「レラ遺跡」

ダイバーオンライン

ダイビングスポットの検索、ダイビングライセンスの取得、ダイビングツアーを探すならダイバーオンライン

twitter facebook DIVERMAG instagram 月刊DIVER

海コラム


コラムニスト: コスラエ太郎

Vol.45 太平洋の謎「レラ遺跡」

レラ遺跡




コスラエ語講座Piac bank? (ピエ・バンク? / 銀行はどこですか?)




こんにちは!コスラエ太郎です!!

南国移住記の第45話は、レラ遺跡を紹介します。


コスラエにはメンケ遺跡とレラ遺跡、2つの遺跡があります。

第22話「メンケ遺跡ジャングル・ハイキング」参照

メンケ遺跡がジャングルの中に「祈りの場」として築かれた遺跡である一方、

レラ遺跡は、西暦1,400年頃に栄華を誇ったレラ王朝の遺跡です。


レラ遺跡の特徴は、巨大な玄武岩を校倉造(あぜくらづくり)にした強固な城壁で、

1つ数トンもあるその巨大な玄武岩を、西暦1,400年頃に、

どこから、どのように運んで来て、どのように積み上げたかが、

いまだに解明されていないことから、

「The Great Wonder of the Pacific太平洋の謎」と呼ばれています。


このレラ遺跡には、船着き場、運河、お墓などの跡が今でも残っていますが、

特筆すべきは厨房の跡で、昔、まな板として使われた石が数多く残っています。


タロイモやブレッドフルーツ(パンの実)を叩いて磨り潰した石、

コショウ科の植物の根を叩き潰して絞って作る飲料サカオ

(南太平洋地域では「カヴァ」と呼ばれる)を作った石など、

数百年たった今でもはっきりとした形で残っています。


レラ遺跡は、その昔は王様が住む都市遺跡でしたが、今では自然と共存しています。

遺跡の至る所で、玄武岩の荘厳な城壁にガジュマルが絡み付いていて、

とても神秘的な雰囲気を醸し出しています。


遺跡なのに商業地区にあり、民家のすぐ横に入口があります。

みなさん「ここから入るの?」と驚かれます(笑)


巨石文化は、太平洋の島々で数多く見つかっていて、

コスラエのお隣のポンペイ島にある「ナンマドール遺跡」や、

ヤップ島にある「ストーン・マネー(石貨)」、

遠くはイースター島の「モアイ像」などに共通しており、

ムー大陸の伝説の基にもなっているようです。


ムー大陸が実在したかは分かりませんが、

ロマンを求めてレラ遺跡を訪れる旅行者もいらっしゃいます。

皆さんもコスラエにいらした際には、是非、レラ遺跡を訪れてくださいね!


次号は、緊急企画!コスラエ・ダイビングのQ&Aです!

それではみなさん、Kuht fah ohsun !!(カット・ファ・オーシュン/またね!!)

ガジュマルと共存するレラ遺跡の外壁



☆ 月刊ダイバー7月号(6月10日発売)

コスラエ特集記事が掲載中!


☆ コスラエ州政府観光局Facebook日本語ページ

または「コスラエ州政府観光局」で検索!


☆ 日本語専用メール・アドレス

Kosrae.fsm@gmail.com(日本語でどうぞ!)


玄武岩の校倉造で築かれた城壁
芋や薬を磨り潰した昔のまな板
サカオ(カヴァ)を作った石
民家のすぐ隣に入口がある

ほし店長