スケスケはお好きですか?

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コラムニスト:堀口和重
vol.5 スケスケはお好きですか?

生き物たちの繁殖行動の季節。今年の大瀬崎は水温も高く、さまざまな時間帯でたくさんの生き物たちが繁殖行動を行っています。そしてその愛の結晶である卵から、稚魚たちが孵ります。
第3回目でご紹介していますが、稚魚は成魚とはまったく似つかない別の生き物のようでしたよね。

そんな稚魚たち、なんといっても素晴らしいのが透明感!女性の肌の透明感も好きですが、稚魚たちの透明感といったら、それはもう比較にならないくらいすごいんです!もう、スケスケです!!

僕は、初めてスカシテンジクダイを見た時、「こんなにスケスケにして!骨まで見えてるじゃないかっ!」と興奮してしまいました。
あの出会いから時が経ち、今僕が夢中になっているライトトラップにより、あの時の興奮が蘇ったのです!光に集まる、たくさんの稚魚たち。ライトアップされた水中でスケスケな身体を踊らせ、目の前を泳ぐ姿を見て、どんなに感動したことか・・・。
今回はこの感動を伝えるべく、みなさまにスケスケな稚魚たちをご紹介していきます。
※「スケスケ」を連呼していて、なんだかいやらしいですが、決して変態では………変態ではありません!

まずは、伊豆でみなさんも良く見かけるこちら! この仲間は昼間も小さな群れになって泳いでるのを見かけているかも?です。


スズメダイ科の仲間の稚魚

お次はこちら。水面近くで素早く泳ぎまわります。成長していくと顔が少しづつ上を向いていきます。


エソの仲間の稚魚

またこちらも普通種、やや細長い体が特徴の稚魚です。


ベラの仲間の稚魚

次は、通常深い場所に生息しているこちらの魚、稚魚は浅場で見ることができます。


ヒメの仲間の稚魚

ライトを一直線に泳ぎ途中で急激な方向転換をすることがあるこちらの稚魚。まれにライトに驚いたのか鰭を広げたまま動かなくなることがあり、その時が観察・シャッターチャンスになります。


サイウオ科の仲間の稚魚

このようにさまざまなタイプの特徴を持つ稚魚たちは、見ていると時間を忘れてまったく飽きないです。

僕お気に入りのスケスケな稚魚たちをいくつかご紹介しました。皆さん、どうでしたか?お気に入りのスケスケは見つかりましたか?
きっと海の中でこんなスケスケのスケルトンボディを見たら、「もう一度見たい!」と僕のように癖になってしまうはずです^^

大事なことなので最後にもう一度いいますが、僕は決して変態ではありません!笑

コラムニスト

堀口 和重(ほりぐち・かずしげ)さん
西伊豆大瀬崎の<大瀬館マリンサービス>でガイドとして勤務。好きな生物は、クラゲ類・幼生類・ホタルイカモドキの仲間などの浮遊系。水中写真家・阿部秀樹氏のライトトラップに影響を受け、3年前よりナイトダイビングが可能な日は撮影&ガイドを行っている。1986年生まれ。

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