水中写真がもっとおもしろくなる!「みんなのメルヘン写真展」

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コラムニスト:広井 さやか
vol.09 水中写真がもっとおもしろくなる!『みんなのメルヘン写真展』が<FU-KU>で開催中

みんなのメルヘン写真展
店内の壁を埋め尽くす、美しい水中写真

11月2日より、ダイバーや海好きが集まる沖縄料理店<菜酒家 FU-KU>で『みんなのメルヘン写真展』が開催中です。
この写真展では、『水中メルヘン写真普及協会(UMPA)』のメンバー作品を中心に、被写体に絡める背景やピント、構図にこだわった水中メルヘン写真が展示されています。
「水中メルヘン写真ってなに?」「料理店で写真展?」「協会??」と、「???」が頭にいっぱい浮かんだ方も多いかもしれません。
安心してください!私も最初は「???」でした・・・笑
それが、参加させていただいたオープニングパーティーで実際にメルヘン写真を見て、話を聞き、その世界の深さ、水中写真のおもしろさの幅が広がる可能性にとてもワクワクしました♪
海が好きな方、水中写真が好きな方には、ぜひ!この世界を知ってもらいたいです。

深くて、おもしろい!水中メルヘン写真の世界

『メルヘン写真』といわれると、みなさんはどんな写真をイメージするでしょうか?
私は、ふわっとボケ感の大きいパステルカラー調の写真なのかな〜なんて思っていたのですが、本当はもっと奥が深く、とてもおもしろい世界でした!

メルヘン写真=被写体と環境の組み合わせの妙

被写体と周辺の環境の組み合わせのおもしろさを“メルヘン”と定義しているそうです。
主要被写体とそれに絡める脇役がいて、被写体と背景の組み合わせの妙がポイント。背景をぼかした写真も多いですが、必ずしもボケた写真ではないということ。
基本パターンとしては、以下の3つをまず抑えるべし!

「抜き」:主要被写体の背景としてぼかすパターン
「添え」:主要被写体と同じ位置でピントをあわせるパターン
「越し」:「抜き」の逆で前景として手前に置いてぼかすパターン

さらにその応用編がまた色々あって、背景をガンガゼで抜いた「ガンメル」、背景をウミシダで抜いた「シダメル」、背景をキラキラに抜いた「キラメル」、種類の異なる3つ以上の脇役を使った「メルヘンバスケット」など…、名前もおもしろい! なんだか、ゲームの技の名前みたいですよね。
「今日は、ガンメル狙っていくよ」って言ってる人がいたら、なんだかかっこ良く見えませんか??笑

自分が撮影する時、考えながら工夫して撮影したり、他の人の写真を見て、「これは何のメルヘンになるんだろう?」と考えたりすることで、水中写真の楽しさがぐんと広がりそうです。

メルヘン写真の傑作が集結!『みんなのメルヘン写真展』

そんなメルヘン写真を普及させるべく、メルヘンな水中写真についてみんなで語り合うのが「水中メルヘン写真普及協会(以下UMPA)」というFacebookの公開グループなんです。
※Facebookアカウントをお持ちの方は、ぜひのぞいてみてください→https://www.facebook.com/groups/123124691184157/?fref=ts

そのメンバーが1,000人を超えたことを記念して開催されることになった『みんなのメルヘン写真展』には、UMPAのメンバーを中心に公募で集まった写真の中から<FU-KU>のオーナーである海谷さんが厳正に審査し、選んだ19名・19点の作品が展示されています。

みんなのメルヘン写真展
店内の壁面に、厳選のメルヘン写真が展示されています。
左のスクリーンでは、常時海の映像が流され、イベント時には関連のスライドショーが上映されます

【出展者】
有山 誠(バリ島)、今尾祐子(西表島)、植松利晃(柏島)、小野真由美(セブ島)、小本めか(臼尻)、菊地光代(柏島)、岸谷千恵子(久米島)、佐藤光則(須江)、澤田仁(大瀬崎)、白石拓巳(セブ)、檀上博史(セブ島)、中島伸和(柏島)、西村 順(タオ島)、野見山桂(屋久島)、牧野容子(セブ島)、松下満俊(石垣島)、米田幸恵(バリ島)
※五十音順、()内は撮影地

11月初旬に行われたオープニングパーティーでは、会長である植松さんが作成した展示写真の紹介スライドショーと、運営者の牧野さんが作成した水中メルヘン写真の作例紹介をまとめたスライドショーが上映されました。
私のような新参者にも分かるよう、メルヘン写真の基本解説を入れてくれたので、とても楽しむことができたのと、出展者の皆さんの撮影時の想いや背景を知れることはとても勉強になりました。
こういう場で、自分が撮影した写真がこうして展示されたり、撮影した時の狙いや想いを発表できるというのは、すごくやりがいが生まれるし、楽しいですよね。
参加者の皆さんが、本当に海と写真が好きで(撮るのも、見るのも)、楽しんでいることがひしひしと伝わってきました。

みんなのメルヘン写真展
パーティーで挨拶する、UMPA会長の植松利晃さん
第63回ニッコールフォトコンテストでは大賞、大瀬カレンダーフォトコンテストでは2年連続優勝するなど、数々の実績を持つ

みんなのメルヘン写真展
植松さんをサポートし(実はメイン?)、UMPAの運営に携わる牧野容子さん
この日は岡山からオープニングパーティーのため駆けつけました!

スライドショー上映中には、「これは何メルになるの?」「うーん、今までにないパターン…。ミラメルとか?(水面に、まるで鏡があるかのように被写体が映っていたので)」なんて、新しいパターンが生まれちゃったり…!
本当に色々なバリエーションがあるので、難しそう!と思っちゃったかもしれませんが、作品を見て「なんかメルヘンぽい…」と感覚的に思えればそれだけでOKと思います(←勝手に…でも私もそうだったので。笑)
きっとそこが一番大切。
「○○メルヘン」というのはその先にある楽しさなので、まずは19人19メルヘン、それぞれの渾身の作品を実際に見て、メルヘン写真の世界に触れて楽しんでみてください♪

みんなのメルヘン写真展
出展者も多く参加していたオープニングパーティー。最後に記念写真!
植松さんが手にしてくださっている「月刊ダイバー12月号」でも本写真展についてご紹介しています!
植松さんと牧野さんの写真をピックアップしてますので、ぜひチェックを♪

お腹も心も満たされる!写真展開催場所<菜酒家 FU-KU>

最後にもうひとつ、忘れてはならないのが、写真展の開催場所である、<菜酒家 FU-KU>のこと。
FU-KUさんは、溝ノ口にある沖縄料理店。ダイバーに人気の秘密は、オーナーの海谷さん自らが毎週のように海に潜るダイバーであり、フォトコン受賞者の常連でもあるアマチュアカメラマンだから、というところが大きいと思います。また、今回の「水中メルヘン写真展」に限らず、毎月アマチュアカメラマンの写真展を開催していることも、ダイバーや海好きにはたまりません。
加えて、お料理の美味しさ!
定番の沖縄料理からアレンジを加えたものまで、どれもセンス良く、本当に美味しいんです。
そして、毎週木曜日の「ダイバーズデー」には、スペシャルメニューが登場!
この時は、沖縄料理以外に旬の食材を使った絶品のお料理が楽しめるので、要チェックです☆

ダイバーズデー
ある日のダイバーズデーのお料理

ちなみに、作品のプリントや展示作品の配置はすべて海谷さんが行っています。海谷さん自身が本当に素敵な写真を撮られるのと、実際にフォトコンでの実績もあるので、安心して任せることができちゃうんですね。
さらに、出展者はプリントした作品をもらえるというのも嬉しい!見に行くことはもちろん、写真撮影が好きな方は写真展の夢を叶えてみても良いかもしれません。

素敵な水中写真たちと美味しいお料理を同時に堪能できるなんて、他ではなかなかありません。
「メルヘン写真展」は12月30日まで開催されています!
ぜひ足を運んでみてくださいね。

みんなのメルヘン写真展

みんなのメルヘン写真展

期間:2015年11月2日(月)〜12月30日(水)
場所:琉球酒房 菜酒家FU-KU
   神奈川県川崎市高津区下作延2-4-10 琳和サニーコート1F 時間:17:00〜24:00L.O./土・祝日 17:00〜23:00 L.O.
定休日:日曜日
アクセス:東急田園都市線・JR南武線 溝の口駅南口より徒歩4分
主催:Facebook 水中メルヘン写真普及協会

コラムニスト

広井さやか(web担当)
都市型のダイビングショップで、ダイバーデビュー!もちろん、ダイビング器材は、ライセンスを取る前にすべて揃えました。ウェットスーツは、トリコロールカラーでショップ名入り。一度見たら忘れられません。でもそろそろ、かっこいいウェットが着たい・・・笑
好きなもの:海、ダイビング、カメラ、お寿司、東方神起、ジャンプ写真、映画(STAR WARSとロードオブザリングは特別)、読書etc.

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