集まるのはスケスケのペラペラ!?

ダイバーオンライン

ダイビングスポットの検索、ダイビングライセンスの取得、ダイビングツアーを探すならダイバーオンライン

twitter facebook DIVERMAG instagram 月刊DIVER

コラムニスト:堀口和重
vol.8 集まるのはスケスケのペラペラ!?

最近の大瀬崎は、秋から冬へ季節の変わり目を迎えています。
そういう時は、見られる生き物も変わっていくもの。

そんなわけで、ここ一ヶ月の間に、僕が興奮を隠せないような生き物たちが続々と登場しています!

みなさんは、第5回目の「スケスケはお好きですか?」でご紹介したスケスケの稚魚たち…覚えていますか? 今回は、そこからさらにスケスケ(!)で、ペラペラ(!)の稚魚たちをご紹介したいと思います。

スケスケでペラペラって、5回目に比べてますます怪しく・・・いや、怪しいを通り越してますが(笑)、はりきって紹介していきます!

まずは、この稚魚をご覧ください!


スケスケ具合がすごい!そして、薄すぎてペラペラ!

この稚魚はダルマガレイ科の1種のようです。
皆さんが普段みているカレイの仲間と何かが違う・・・。分かりますか?

そう、目の位置です!カレイといったら片側に目が二つついているイメージが強いですよね。
でも、この稚魚は普通の魚たちのように両サイドについているのがわかります。

実は、カレイの仲間は、仔魚から稚魚へと変化した後は、普通の魚と同様で両面に目が付いているんです。それが、着底する前から、だんだん片側へと目の位置が変化していくのです。

続いて、こちら!

ヒラメの稚魚です。
このヒラメは成長しているようで、目の位置がもう少しで片側になりそうですね。このときは水面付近で見かけました。

また先月は、ウシノシタ科の1種も出現。
その動きは、まるで枯れ葉が揺れているよう!他の捕食者から身を守るため、ゴミと間違えられるように擬態しているのだと思われます。

この稚魚たちは、ライトトラップで集まる以外にも、大量のクラゲの中に混ざっていることもあります。クラゲもスケスケなので、擬態しやすいのかもしれません。

カレイの仲間は数種類いるので、見つけたらよーく観察してみてください!もしかしたら、おもしろい違いがあるかも・・・?

ぜひ、海の中でスケスケ!ペラペラ〜な魚に興奮してみてください。

コラムニスト

堀口 和重(ほりぐち・かずしげ)さん
西伊豆大瀬崎の<大瀬館マリンサービス>でガイドとして勤務。好きな生物は、クラゲ類・幼生類・ホタルイカモドキの仲間などの浮遊系。水中写真家・阿部秀樹氏のライトトラップに影響を受け、3年前よりナイトダイビングが可能な日は撮影&ガイドを行っている。1986年生まれ。

>>大瀬館マリンサービス
>>ダイバーオンラインでショップ情報を見る

ほし店長