自然を愛するダイバーにおすすめ! プピーユ(Poupille)

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コラムニスト:ソムリエ太郎
vol.07 プピーユ(Poupille)


プピーユ(Paupille)

みなさん、こんにちは。
急に寒くなり、冬の匂いがしてきましたね。街はすっかりクリスマスモードに模様替え。
この時期になると、私の心の故郷<フランス>では、“vin chaud(ヴァン・ショー)” 日本でいうホットワインが欠かせなくなります。皆さんもしっかり身体を温めて、体調管理に気をつけてくださいね。

さて、今回ご紹介するのは<プピーユ(Poupille)>という赤ワインです。
ダイバーの皆さんは、ダイビングを通じて海や生きものと触れ、より自然への愛を深めているのではないでしょうか。このワインは、そんな自然を愛する皆さんにこそ、ぜひおすすめしたい1本なのです。


オーナー醸造家 フィリップ・カリーユ氏

<プピーユ(Poupille)>は、フランスのワイナリー“シャトー・プピーユ”が作るワイン。
オーナーのフィリップ氏は
「高品質なワインを生み出すためには栽培は自然でなければならない」
という哲学を持ち、有機栽培でブドウを栽培しています。
原料となるブドウが有機農法で育てられたワインのことを、日本では「オーガニックワイン」「ビオワイン」と呼んでいます。

そう、<プピーユ>は「オーガニックワイン」なんです。

最近、「オーガニック」という言葉がひとり歩きしているような印象を受けますが、ワインにとって「オーガニック」であることは、味わいにも大きな違いをもたらすということをご存知ですか?

化学肥料を多く使っていると、根は地表近くの栄養素を求めて横に伸びていき、地中までは張っていきません。
農薬や肥料を使わないということは、土中の微生物や昆虫も多くなり、土もやわらかく、ブドウの根が栄養を求めて地中の方へ伸びていきます。
樹齢が上がるにつれてどんどん地中深くまで根を張っていき、その土地の様々な地層から栄養素を得ることで複雑な味わいになってきます。
以前にご紹介した<シャブリ>も後期ジュラ紀より体積した貝殻の化石を含む特殊な石灰質の土壌がワインの味わいに大きく影響を与えていましたよね。

場所が違えばもちろん地層も変わりますし、生態系が守られることで様々な自然酵母が存在し、ワインの味わいにも影響を与えてくれるのです。

自然と向き合いながらのブドウ作りは、決して簡単なことではありません。 自然を愛し、生態系を守ることで、その土地土地の個性をしっかりと表現する。それが「オーガニックワイン」なのです。


自然なブドウ畑、土壌、すべての環境を汚すことなく次の世代に渡したいと考え、
土壌を汚染する農薬、化学物質の使用を一切やめた。
また、川など水源を汚さぬようワインの醸造や洗浄に使用した排水は全て浄水設備で濾過してから川に流すようにしているという。

そして、この<プピーユ>が造られているのは、フランスはボルドーのコート・ド・カスティヨン地区。
オーナーのフィリップ氏は、「自然」というキーワードが今後の未来を切り開くと考え、同じコート・ド・カスティヨン地区の300ある生産者にこの有機栽培を勧めています。
全ての畑有を機栽培にし、フランスで初めて、いや世界で初めて唯一の『有機栽培だけの地区』に育てようという壮大なプロジェクトです。時間はかかるかもしれませんが、フィリップ氏の情熱があればいつかやり遂げるでしょう。

そんなフィリップ氏の造り出す「濃く、絹のように滑らかなワイン<Poupille>」は品評会でも話題となり、専門家によるブラインド・コンテストで、最後まであの「シャトー・ペトリュス(※)」と張り合ったこともあるという実力派です。

自然を愛し環境を守り後世に伝える姿勢と、その努力の賜物が生んだ高貴な味わい。同じく自然を愛し、環境問題にも積極的な関心を寄せるダイバーの皆さんに、ぜひ味わってもらいたいおすすめの1本です。

※世界トップクラスの五大シャトーを凌ぐ、世界で最も高値で取引されるボルドーワイン。
1889年にパリの博覧会で金賞を受賞し、アメリカのケネディー、ロックフェラーといった名門ファミリーからも愛される、上流社会のステータスシンボルとなっているワインです。


レストランでのワインの注文の仕方

12月はクリスマスや仕事納めなどイベントが盛りだくさん。デートや忘年会など外食が増える季節ですね。
今回は、これからの季節に役立つまめ知識をご紹介したいと思います。

ワインをレストランで注文するとき、リストを見ながらどれにしよう?と悩む方も多いのではないでしょうか。
ソムリエさんがいない場合、なかなか決まらず、気付くと結構時間が経っていたり……

そんなとき、簡単に選べるヒントをお教えしましょう。ちょっと頭の片隅に入れておけば、役立つと思います。

本数で選ぶ場合

今日は何本飲むかをイメージします。

今日は1本だけ!という時は、一緒に食事する相手と相談して一番飲みたいものを頼むのがスマート。

2本飲むときは、まず1本目は白、2本目は赤を。
前菜は白とメインは赤と合わせられるのでマリアージュとしてもぴったり。

3本飲むときは、まずさっぱり系の白を選びます。
2本目はしっかり系の白または、軽やかな赤を。
最後は重めの赤がおすすめ。

何本飲むか決めて、ワインの味わいをだんだん重くしていくと、最後まで楽しめます。

お料理と値段にあわせて選ぶ場合

野菜・魚が中心のときは基本的には白ワイン、肉が中心のときは基本的には赤ワインがおすすめ。

今日は1本だけ!という時は、一緒に食事する相手と相談して一番飲みたいものを頼むのがスマート。

料理のボリュームやバランスと合わせるため、値段で選ぶということもありますよね。
少しおめかししていくようなレストランでは、基本的に注文した料理の価格の半額のワインを注文するのがスマートです。つまり、コース1万円の料理を2人で食べたら、ワインはだいたい合計1万円くらいでチョイスするのがバランスが良いといわれてます。

ちょっとしたことですが、知っているだけでワインを選ぶヒントになると思います。 ワインをスマートに選ぶようになれたら、あなたも立派なワイン通!

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プピーユ

ワイナリー名>>シャトー・プピーユ(Chateau Poupille)
ワイン名>>>プピーユ(Poupille)
原産国>>フランス
品種>>メルロー100%
種類>>赤ワイン
味わい>>フルボディ
飲み頃温度>>17℃
ヴィンテージ>>2010年
容量>>750ml
希望小売価格>>4,700円+税
購入はこちら(web検索)

コラムニスト

ソムリエ太郎
ワインこよなく愛し、普段は寡黙だがワインのことになると話が止まらない。
レストランでのソムリエを経て、今はワインのインポーター(株)モトックスのマスコット的存在。

>> モトックス(http://www.mottox.co.jp/)

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