葉山でダイビング。ダンゴウオ一本勝負!

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コラムニスト: むらいさち
Vol.17 葉山でダンゴウオ一本勝負!


超かわいいあくびのシーンを撮影♪
大きな画面に表示されたときの感動、水中写真は大変だけど楽しいね

今月も葉山の海に潜りに行って来ました。実は前回は、目的のダンゴちゃんにちゃんと会えず……。今回仕切り直しで行ってきました! マクロもマクロ、超マクロなダンゴウオの撮影にチャレンジ。ミラーレス一眼だからこそ、超マクロながらも高画質な写真をお見せしちゃいます。そして、もちろん撮影方法もお伝えしますよ。
 目がショボショボしながらも、写真が上がったときの感動はひとしお。カメラだからこそ表現できる世界、寒いからと言わずに海に行きましょ! では、今月もスタートです!(月刊ダイバー2014年5月号掲載)

毎回想像はしているのですが、水中で実際ダンゴちゃんに会うとその小ささにびっくりして動揺します(笑)。そうならないように、陸上でのイメトレがとても大切です。まずは、どんな装備で撮影したのかを、お見せしましょう。

なんだかすごい装備ですよね……。でも実際見るとミラーレスなので小さいんです。今回はマクロレンズを使用しています。標準ズームレンズでもいいですが、拡大率が違ってくるのでマクロレンズがオススメです。ストロボは2灯、ピントが合いにくいときのために、水中ライトも用意しました。

ハウジングのポートの先には水中でも取り外しができるクローズアップレンズを使用しました。これは枚数を重ねると倍率がアップできます。今回は2枚付けてみました。しかし3枚以上重ねるとピントがとてもシビアになるのでオススメはできません。

そう、大切なのはイメージトレーニング。ハウジングの状態でダンゴちゃんの模型を使って撮影してみます。これをやるだけでも、撮影のイメージが湧くのでとても大切です。ライトの当たり具合もチェックしてみてください。

では、実際に海へどぼ〜ん。ガイドさんが一生懸命探してくれます。そして見つけたっぽい反応。近付いて指さす方を見るものの、なんにも見えません……。僕の顔を見て、ガイドさんがさらに指を差してくれます。う〜〜〜ん、あっ、いた!!! 小さい、想像よりもずっと小さかった。体長2mmほど。言われなければただの砂粒ですね……。

はい、人差し指と比べてみました。わかりづらいけど、なんとなくその大きさがわかるかな? ちっちゃいよね〜。

最初は、マクロレンズだけで撮影。さすがのマクロレンズでも、この大きさは小さすぎますよね……。ぽつんとした感じになりました。確かにこれでも十分かわいいけど、せっかくなのでもっと大きく撮りたい。

そこでクローズアップレンズの登場です。2枚重ねるとこのくらいの大きさに。ここまで大きくなると、どんな顔しているのかがわかりますね。目では見えなかったけど、うっすら天使の輪も残っていました。いやいやかわいいな〜♪

あとは、集中してシャッターを切るのみ。この時期はお客さんも少ないので、じっくり被写体に向き合えます。平日に行けば、さらにのんびりできちゃいますよ。ダンゴちゃんは意外と動きます。じっと見てるとその場でクルクル回っていたり、海藻の上をちょこちょこ歩いています。そんな姿もかわいいですよ。

これは、この日見つけてくれたダンゴウオの生まれたての赤ちゃん。頭には天使の輪が!!! この模様は生まれて数日しかないようで、とても貴重だし、とにかくかわいい〜。でも、小さい……。この子も2㎜ほど……。

横からの姿も。まあ、どの角度から見てもかわいいのです♪ 大きさはこれが限界なので、あとは空間を上手に使うことを意識。広がりを感じさせる写真に仕上げました。

これもこの日見つかった個体。この子は1cmほどありました。これでも十分小さいのですが、2mmから比べるとかなり大きく、写真も撮りやすかったです。正面から見るとまさにスライムですね♪

今回のまとめ

 今回はダンゴウオ・オンリーのゆるフォトでしたがどうでしたか? 高機能なミラーレス一眼だからこそ撮れる世界です。このときは水温12度しかありませんでしたが、寒さも忘れて撮影していました。
葉山はビーチダイビングだし、水深も浅いので、じっくり撮影するのにはとても向いています。今回お世話になったダイビングショップNanaさんはスタッフもみんなカメラをやるので、アドバイスも的確で頼もしいです。さて、来月はどこ行こ〜、海の楽しい季節になってきましたね♪

コラムニスト

むらい さちさん
プロカメラマンなのに、メカが苦手という致命的な欠陥があるが、だからこそメカが苦手な女性の気持ちがよくわかると勝手に思い込みこの連載をスタート。6年目にして「ミラーレス編」へ。スタンスは変わらず「ゆるく楽しくミラーレス!」。

>>Official webサイト:muraisachi.com
>>月刊ダイバーで連載中

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