リュウグウノツカイ登場!!

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コラムニスト:堀口和重
vol.20 リュウグウノツカイ登場!!

ライトラップとは少し違うのですが、11月に、同じように浮遊生活をするスゴイ生き物「リュウグウノツカイの稚魚」が登場して、大瀬崎を大いに湧かせてくれたので、今回はそのときの様子をまず紹介させてください。

実は私、その日は和歌山県の串本で潜っていました。翌日も、撮影をしてゆったり帰る予定だったのですが、そこへ「リュウグノツカイと思われる個体が出た」という情報が入ってきたのです。
2011年の11月にも似たような仲間が登場したことがあったのですが、実はその時も大瀬崎にいなくて見られなかったのです。これでは5年前の二の舞ではないか・・・。急遽予定変更、車で大瀬崎へ戻ることにしました。潮が引くと浮遊生物は沖へ出て行ってしまうため、満潮の1時間半前、お昼前に大瀬崎に無事到着。そそくさと機材の準備をして、湾内でも一番浮遊系が現れそうなエリアへ向かいました。
 その日はクラゲやゴミなどが多く、これか!! いやっアレか!!と違うものばかりが目に入ってしまいます。そんな中探すこと30分。まさかなぁ・・と近寄ってみると、「いた!! リュウグウノツカイだ!!」

リュウグウノツカイ マクロ
リュウグウノツカイ マクロ

そこからはとにかくシャッターを切りまくりました。
ひと息ついてこの感動を誰かに伝えようとしたのですが、周りには誰もおらず…。どうしようかなぁと思っていたとき、偶然、お世話になっているショップさんが海に入ってきました。

リュウグウノツカイ ワイド
リュウグウノツカイ ワイド

そのあとは、大瀬崎・現地ガイドたちみんなでリュウグウノツカイ撮影会! とても濃い1日となりました。


脱線してしまいましたが、本命のライトトラップでも、いろいろな種類が出ています。以前ご紹介した発光器がきれいなホタルイカモドキ科の仲間

ホタルイカモドキ科の仲間
ホタルイカモドキ科の仲間

また別の種類のような気もしますが。。。
昨年撮影した写真はこちら

vol.7 生きた宝石、ホタルイカモドキ科の仲間たち

vol.11 生きた宝石、ホタルイカモドキ科の仲間たち パート2

そして前々回のコラムでご紹介したフィロゾーマの仲間も登場中

フィロゾーマ幼生
フィロゾーマ幼生

以前のコラムで載せた個体とは少し違うようで、足が長いような気がします。

前々回の写真はこちら
vol.18 フィロゾーマ  〜単体移動編〜

後日、確認していただいたらヒメセミエビ亜科の仲間ですが以前の写真のフィロゾーマとはやはり別種のようです。

そろそろ、冬の生物の季節です。スルメイカが群れになって登場したり、はたまた深海性の生き物も登場するのではないかと今から楽しみです。

協力:
神奈川 県立生命の星・地球博物館   瀬能宏 学芸部長
広島大学 若林香織助教

コラムニスト

堀口 和重(ほりぐち・かずしげ)さん
西伊豆大瀬崎の<大瀬館マリンサービス>でガイドとして勤務。好きな生物は、クラゲ類・幼生類・ホタルイカモドキの仲間などの浮遊系。水中写真家・阿部秀樹氏のライトトラップに影響を受け、3年前よりナイトダイビングが可能な日は撮影&ガイドを行っている。1986年生まれ。

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ほし店長