浅くてびっくり! ハナダイの赤ちゃんたち

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堀口和重の撮ったどぉ〜!ライトアップ獲物図録

コラムニスト:堀口和重
vol.22 浅くてびっくり!  ハナダイの赤ちゃんたち

真冬に入り、大瀬崎のライトトラップは一段と熱いです。ここへきて、生き物にも変化が出ていて、不明種のタコやイカ、深海に住んでいるような魚の稚魚など、ますます目が離せない状況になっているのです。

今回皆さんにご紹介するのは、レジャーダイビングでは見るのが難しい水深にいる生き物、ハナダイの仲間、の稚魚です。
ハナダイは美しい色彩で人気の魚です。シキシマハナダイ、アカイサキ、マダラハナダイなどなど美しい仲間はいろいろいるのですが、とにかく生息環境が深い! 見たくても見に行けない・・・、なんとも悩ましいお魚です。そんなハナダイですが、ベビーたちは浅い水深で見ることができます。

まずは昨年の1月ごろ見られたアカイサキだと思われるハナダイの稚魚

アカイサキだと思われるハナダイの稚魚 アカイサキだと思われるハナダイの稚魚

こちらは去年の12月に見られた稚魚。成魚は深場に生息するシキシマハナダイだと思われます

シキシマハナダイ

まだ透明な個体なので、成魚が見せる体色の美しさとはまったく違うのですが、浅い水深で見られるのは驚きです。この2種類のハナダイの稚魚たちは、水深5m前後で撮影したんですよ。

私が最初にライトトラップにハマったきっかけは、浅い水深で窒素を気にせずに 珍しい生き物が見られるからでした。こんな浅い水深で! 深いところにいるあんな生き物が! あんな場所に生息しているものが! と期待が高まっていくのです。深場のハナダイを見るのはちょっとなぁ…と思う方も、今の時期のライトトラップなら、ベビーたち探しが楽しめますよ。

協力 公益財団法人 海洋生物環境研究所 中央研究所 小嶋 純一

ライン

コラムニスト

堀口 和重(ほりぐち・かずしげ)さん
西伊豆大瀬崎の<大瀬館マリンサービス>でガイドとして勤務。好きな生物は、クラゲ類・幼生類・ホタルイカモドキの仲間などの浮遊系。水中写真家・阿部秀樹氏のライトトラップに影響を受け、3年前よりナイトダイビングが可能な日は撮影&ガイドを行っている。1986年生まれ。

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