八丈島編

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コラムニスト:むらいさち

Vol.44 八丈島編

メインイメージ

岩の裏側をのぞくと、どこもサンゴなどがぎっしり!!!
とてもカラフルで萌え萌えでした♪

取材で訪れた八丈島で飛行機の欠航で閉じ込められたさちです……。皆さんこんにちは!現在写真展『FantaSea』を開催中のむらいさちです。ぜひ来てね〜。って告知はさておき、今回はこの号で特集している八丈島です。特集と連動して、実際に誌面で使ったもの、そうでないものもお見せしながら、どうやって撮影したのかを解説していこうと思います。

八丈島に行くのはかなり久しぶりでした、海の記憶もないほど……。八丈島といえば、ビーチでダイナミックなポイントに潜れるのはいいのですが、溶岩のゴツゴツやちょっとハードなイメージがありました。が、今回行ってみて、海の中はとてもカラフルで興奮しっぱなし。ビーチなので自由に潜れるのもとてもよかったです。写真やる人には特におすすめですね。

では、ゆるフォト講座スタートしたいと思います!

01.ユウゼンは八丈島の人気者

取材を行ったのは6月、この時期は風物詩のユウゼン玉がそろそろ見られる時期だそうです。このときはちょっと早い感じで、群れ始めでした。誌面で使った写真も含めて、撮影順に紹介していきますね。

写真1

正直、透明度はいつもの八丈島からするとけっしていいとは言えませんでした。それなので、まずはそっと近寄って、証拠的に1枚。

写真2

さらに時間をかけてそっとそっと近づいて写した1枚。これが特集では採用されています。近寄ったことでストロボがしっかり当たって、色がきれいに出ていますね。ちょうどソフトコーラルがカラフルな場所にいたので、それを意識して撮影しました。

写真3

ちょっと欲を出して、さらに寄ってみました。できればこのあたりで写したかったのですが、近寄りすぎて散らばってしまいました……反省。この後、後ずさりしました……。

02.ケヤリの美しさに心奪われる

八丈島に行ったらぜひ見たいと思っていたのが、ケヤリ。見た目は、気づかないほど地味なのですが、光を当てると美しい姿を見せてくれます。それはまるでクジャクのよう。また来年プライベートでも行きたいです!

写真4

どうでしょうか?きれいでしょ?なんとも鮮やかで美しいのです。これを写していると、ケヤリを隠れ家にしているお魚に会いました。

写真5

キツネベラの赤ちゃんです。特集ではこれが採用されました。こんな美しい環境で、こんなかわいこちゃんがいれば、それだけで絵になりますよね!!!もう興奮しちゃって過呼吸状態です(笑)。とにかく粘って待つしか方法はありません。あとは、念じるだけです……。

写真6

とにかく小さいし、ちょこちょこ動くので、撮影は本当に大変。神経がすり減ります……。この間に入ってくれないかな〜と念じたらほんの一瞬だけ来てくれました!ほんとに一瞬のチャンスをものにしました。やったー!大好きな1枚です。

03.フグをのんびり写そう

フグが好きです。そののんびりした動き、とぼけたような顔、なんともかわいいです。今回は夕方そろそろ寝ようかな〜と思って岩の下でのんびりしていたキタマクラ君を撮影。あまり逃げないので、ゆっくり撮れました。癒されちゃいます……。

写真7

まだ子供のせいか、夜が近いからかボディはちょっと黒っぽいですが、模様がとても美しいのです。まずは、近寄ってパシャリ!よく撮れていますが、全体的に暗いこともあり、むらいさち的にはちょっともの足りません。

写真8

あまりに動かないので、さらに近寄って撮影。かわいいけど、近寄りすぎちゃうと、ちょっと魚感が出過ぎてしまい(魚ですが……)、リアルになってしまいますね。

写真9

そこで、ストロボの光量を上げてみました。そうするとかわいい感じが表現できますね。そしてちょっと引いて撮影することで、ちょこんと感が出てかわいいですよね。キタマクラだってちゃんと被写体になるのです(笑)。

今回のまとめ

今回は八丈島の海で撮影した写真をお見せしました。02のキツネベラはとっても苦戦しました……。でも思いは叶う。「ここ、来てー」と願いながら撮影していたらちゃんと来てくれました(笑)。じっくり粘れたのも、ビーチダイビングのおかげです。

03 のキタマクラは、僕でも普段はスルーしてしまう被写体。でも、幼魚の時期は目が大きくて本当にかわいいです。色合いもきれいですしね。そして何より動きがほとんどなかったので、じっくり撮影できました。ぜひ、機会があれば八丈島に足を運んでみてください。ビーチでのんびり撮影できるのが、カメラ派には魅力です。また行きたいー!

コラムニスト

コラムニスト

むらい さちさん
プロカメラマンなのに、メカが苦手という致命的な欠陥があるが、だからこそメカが苦手な女性の気持ちがよくわかると勝手に思い込みこの連載をスタート。現在は「ミラーレス編」。スタンスは変わらず「ゆるく楽しく水中写真!」。

>>Official webサイト:muraisachi.com
>>DIVERで連載中

取材協力=アラベスク
(DIVER 2016年8月号掲載)

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