こんな美しく、めずらしイカ!

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堀口和重の撮ったどぉ〜!ライトアップ獲物図録

コラムニスト:堀口和重
vol.32 こんな美しく、めずらしイカ!

前回のコラムでお話したように、超大物のサケガシラに遭遇して、2017年の運は使い果たしたかと思っていましたが、あのサケガシラ登場は、じつは序章だったようです。その後、テンガイハタやカクレウオの仲間、浮遊性のタコの幼体などなどが次々に登場! 1匹だけでも出てくれたらそれだけで1日じゅうその話題が続くほどの生物がわんさか出ました。

そんな中で、イカ類も多数出現しました。個人的にイカ類での、ここ一番の ヒットはソデイカの幼体。2017年の1月に登場したときは海には入れなかったのですが、今回ようやく見ることができました。

ソデイカ

ソデイカは外洋性で、表層から水深800mにまで生息している大型のイカで、胴長が1m前後まで達します。沖縄や日本海側では漁も行われています。いつか海中で成体を見てみたいものです。

ソデイカの幼生

ソデイカの幼生です。胴長が30mm。腕の振袖のような保護膜、全体が紫色に輝く姿は実に美しいです。

美しいといえばさらにもう1種類、美しいイカをご紹介します。ライトトラップを仕掛けていると、毎年、見たことのないような美しいイカが姿を現します。3年前にはこんな美しいイカも登場していました。

サメハダホウズキイカ科の1種

外洋に生息すると思われるサメハダホウズキイカ科の1種。写真家の阿部秀樹さんが発見後、ライトを振って教えてくれたのです。

このイカの仲間は目から腕部分までを、外套(胴体)へと包みこみボールのような形になって身を守ります。

ちなみに、このイカが見られたのは2014年の1月2日。そう年末年始なのです!! 大瀬崎では年末年始はナイト連日可能なので、変わった浮遊生物が見られる可能性がグッとあがります。冬場の寒さに負けず、とにかく熱い年末年始を迎えたいのであれば、ぜひ、ここで!

ライン

コラムニスト

堀口 和重(ほりぐち・かずしげ)さん
西伊豆大瀬崎の<大瀬館マリンサービス>でガイドとして勤務。好きな生物は、クラゲ類・幼生類・ホタルイカモドキの仲間などの浮遊系。水中写真家・阿部秀樹氏のライトトラップに影響を受け、3年前よりナイトダイビングが可能な日は撮影&ガイドを行っている。1986年生まれ。

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