ボートレースサポーター 青木 愛さん

ダイバーオンライン

ダイビングスポットの検索、ダイビングライセンスの取得、ダイビングツアーを探すならダイバーオンライン

twitter facebook DIVERMAG instagram 月刊DIVER

ボートレースサポーター 青木 愛さん

 

視聴者からのリクエストも交えて
ボートレースの魅力を発信中!

北京オリンピックのシンクロナイズドスイミング日本代表として活躍した青木愛さん。 水中を華麗に舞ったシンクロの女王は、現在、水上で激しいバトルを繰り広げるボートレースのサポーターとしても活動する。 BSフジで放送中の「BOAT RACEライブ~勝利へのターン」(毎週日曜日16時~)で、2015年4月から「BOAT RACE WORLD」のコーナーを担当している。
これまでボートレーサーを養成する「やまと学校」、新人レーサーの密着取材、トップクラスのレーサーのインタビューなど、ボートレースをさまざまな角度から発信してきた青木さんにその魅力を伺った。

―最初の取材では、プロのボートレーサーが操縦するボートに試乗したそうですが、高速で走るボートに乗るのは怖くありませんでしたか?

青木 すごく楽しかったです。でもシンクロで泳ぐと水は柔らかいもの、身体にまとうものという感覚なんですが、ボートレースの水面は硬くて、同じ水でも対極のものでした。硬い水面を高速で走るために振動がすごくて、あの振動の中でボートをコントロールして他の艇と競うのは、レーサーは体力、体幹を鍛えないとできないと感じました。

―厳しいことで知られる「やまと学校」を密着取材されていかがでしたか?

青木 シンクロではコーチが、ボートレースでは教官が、大声でびしびし指導する。練習の厳しさは共通するものがありますね。私のコーチは時間に厳しい人で、現役時代はつねに30分前行動を心がけていたのですが、「やまと学校」の時間の厳しさはその比ではありませんでした。分刻みというより秒刻みで行動していて、訓練生は何をするにもどこに行くにも走っているのに驚きました。


レース用のボートやエンジンを製造するヤマト発動機を取材。
「ボートは一艇、一艇、手づくりなんですよ。驚きました。」

―現在、女子レーサー賞金トップの平高奈菜選手の取材をされていますが、トップレベルの選手の強さはどこから来ると感じましたか?

青木 私は競技の前は緊張しすぎて泣きそうになるくらいだったので、平高選手にレース前の緊張感をどうほぐしているのか聞いてみると「ぜんぜん緊張しません」という答えが返ってきて、やはり強いなぁと。強いし、カッコイイ。女性として憧れます。私と共通すると思ったのは、平高選手が「大切にしていることは見て学ぶこと」と言っていた点です。私も競技者として大切にしていたことと同じだったんです。

―「ボートレースを科学する」をテーマにした取材では、ボートに小型カメラを設置してレーサーの動きを撮影したり、スピードやコーナーをターンするときの軌跡などを調べるプロジェクトを紹介されていましたが、科学的な検証でわかったことは?

青木 シンクロでも私たちの動きをデータで捉え、海外の選手とリフトの高さや動きを比較したことがあって、客観的に知ることは、選手にとってすごくためになることでした。今回の検証でも、協力してくれた選手たちが口をそろえてためになったと言っていたのは、走行中の自分の動きを見ることができ、科学的視点を取り入れることで「見て学ぶ」ことができたからじゃないでしょうか。このプロジェクトが進んで行けば、もっともっと選手たちは速くなるんじゃないでしょうか。


2014年最優秀選手に輝いた菊地孝平選手。「スタートのスゴさに迫りました。
プライベートでは山登りを楽しんでいました。」(青木さん)

―ボートレースを見るときは、どんな点に注目していますか?

青木 スタートですね。選手は誰よりも早くスタートしたいけれど、フライングできないぎりぎりのところを攻めている。レーサーは1節のレース中、勝ち進んで行かないと、最終日の優勝戦には出場できません。勝負が懸った一戦で「この選手はここで負けたら後がないからがんばるだろう」と思って見ているといい結果を出したりして。アスリートのメンタルな部分に注目して見るのも楽しいですね。

―年末に向けて、グランプリ、クイーンズクライマックスと、この1年を締めくくるビックレースがありますが、注目の選手は?

青木 男性は松井繁選手※です。まだお会いしたことはないんですが男前ですし(笑)、毎年のようにグランプリに出走しているのはスゴイ。トップを継続するのはそうとう大変なはずで、選手として尊敬しています。女性は取材をさせていただいた平高奈菜選手です。

※1995年から2014年まで、2005年を除き、連続してグランプリに出場。現在、獲得賞金約34億円は最高記録。


選手の走りをデータ解析するプロジェクトを取材。「茅原選手(左から2番目)にもご協力いただきました。
トップレベルの選手でも自分の走りを見て改善点がある。とおっしゃっていました。」


女性賞金ランキングトップを走る平高奈菜選手。
「タカラジェンヌのようで、すてきです! レース前でも緊張しないんです。」

―ボートレーサーの中にはダイビングを趣味としている選手も多く、これまで『月刊ダイバー』でもインタビュー記事を掲載しており、昨年は12月号に登場された茅原悠紀選手がみごとグランプリを制覇しました。『月刊ダイバー』読者へオススメのレース観戦法はありますか?

青木 自分との共通項のある選手は自然と応援したくなると思います。私も実際にお会いした選手は応援したくなり、レースは舟券を買って熱を込めて観戦します。舟券が外れたときは応援している選手が負けたときなので、すごく悔しいですし、勝ったときはすごくうれしい。自分がレースをしているわけじゃないのにレースしている気分になってしまいます。そこが他のスポーツ観戦とは違うボートレースの魅力ではないでしょうか。ぜひ皆さんも楽しんでみてください!

BOAT RACE ライブ勝利へのターン
(BSフジ/日曜夕方4時から放送)

番組サイト>>www.bsfuji.tv/boatrace
Fanclubサイト>>boatrace-live.jp

全国24か所のボートレース場からピックアップしたビックレースを中継するとともに、「青木愛のBOAT RACE WORLD」「秋山基裕のBOAT RACE質問箱」などの情報も発信する。ボートレースファンのみならず、ボートレース初心者も存分に楽しめる番組。Fanclubでは、番組オフショットや過去の特集放送などを随時更新。こちらのサイトでは番組やボートレースに対する感想や質問を募集している。

グランプリ&クイーンズクライマックス間もなく開幕!

グランプリ
>>12月18~23日(シリーズ戦を含む)
>>ボートレース住之江
年末に行われるグランプリは、その年の獲得賞金上位18位までのレーサーが出場し、最終日には予選を勝ち抜いた6名の選手により優勝戦が行われる。優勝賞金は1億円。ボートレース界の最高峰のSG競走を目指し、選手はしのぎを削っている。11月24日現在、ランキングトップは山崎智也選手。青木さんが注目する松井繁選手は9位につけている。

クイーンズクライマックス
>>12月26~31日 (シリーズ戦を含む)
>>ボートレース福岡
「女子レーサーの祭典」とも呼べるプレミアムGⅠ競走。その年の獲得賞金上位12名の女子レーサーが出場する。優勝賞金1千万円をめぐり、1年でもっとも熱い女の戦いが繰り広げられる。青木さん注目の平高奈菜選手は、11月24日現在ランキング1位。優勝にもっとも近い位置にいる。