気になるお金マネープラン

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ダイビングを始めようと思ったとき、
だれでも気になるのが「お金」の問題でしょう。
いくらくらいかかるの? 格安スクールで大丈夫?
ダイビングにまつわるお金のギモンを解説します。

マネープラン考

ダイビングは高いか?

「ダイビングってお金がかかるでしょ」。そう思っている人はたくさんいます。確かに安くはありません。
しかし、先輩ダイバーたちは「絶対にその価値はある」と口をそろえます。
お金には変えられないすばらしい体験……、ダイビングにはそれがあるのです。
とはいえ、現実には懐具合との相談も必要です。上手にマネープランを立てて、ダイビングを始めましょう。

「お金がかかる」と言われているダイビングですが、その中身を大きく分けると、
「習う」「買う」「行く」の3つの費用になります。

  • 習う
  • 買う
  • 行く
習う費用
いわゆる「講習」のお金です。学科の講習のほかに、プールや海での実習にかかる実費も含めて考えます。予算の目安は6~10万円。総額は実習の実費で大きく変わってきます。「講習料金○○円」という表示には、含まれているものといないものがあります。「表示金額」だけを見て高い安いと判断せず、総額で考えてください。
もちろん内容の確認も重要です。体力や運動神経に自信のない人、中高年の方は、運動部出身の若者と同じ時間内で技術を身につけるのは無理ですよね。細かなケアに定評があるベテランインストラクターが開くスクールが格安ということは……、まずありません。

ダイビング講習では、講習費のほかに、教材費、プール講習や海での実習に必要な施設の利用料、海への交通費や宿泊費、レンタル器材代、などがかかります。金額だけを見て、安い!と飛びつかずに、どこまで含まれているか確認を。中には、「器材を買ったら、スペシャル価格○○○円」というように条件が付いているケースもあります。器材購入を考えている場合には渡りに船ですが、総額はアップします。

買う費用
ダイビングには専用の器材が必要です。すべてレンタルで始めるなら初期投資は0円(ただし、レンタル器材代は必要)。器材を購入する場合は、どこまで買うかで予算は変わってきます。たとえば、軽器材だけなら、2~4万円程度、ウエットスーツまで揃えれば6~12万円程度、重器材まですべてとなると30~50万円といったところでしょう。
ダイビングでは器材の扱いに慣れることが大切なので、最初からマイ器材を持つのが理想ですが、予算的にきびしいなら身体へのフィット感が重要な軽器材・ウエットスーツの購入を検討しましょう。講習時はレンタル器材を使い、その後、使ってみて納得できた商品を1つずつ買いそろえるという楽しみ方もあります。

レンタル器材でスタートした方も、「どんどん潜りに行きたい!」と思えたら、ぜひ器材の購入を検討してください。フル器材のレンタル代は、1日 5,000~8,000円が目安になります。金銭的な負担もありますが、ダイビングにいくたびに違う器材では上達の速度も鈍りがち。身体や体力に合わず、苦しい思いをすることもあるかもしれません。軽器材はスノーケリングでも使えますから、身体に合ったものを手に入れておいて損はありません。

行く費用

無事に講習を終えて、ダイバーとしてのスタートラインに立ったアナタ。さぁ、あちこちへ潜りに出かけましょう。ここでかかるのが、交通費、食事代、宿泊費などの「旅の費用」と「潜るための費用」です。旅の部分は行き先や交通手段によって変わります。「潜るための費用」はダイビングショップのプライスリストにある「ファンダイビング・コース」の料金になります。
海そばショップのファンダイビング料金には、タンク代、ウエイト代、施設使用料、水中ガイド料(場合によっては、昼食代、ボート代)が含まれています。1日2ビーチダイブで1万円程度、ボートダイブだと1万2000円~1万5000円を目安に。

楽しみ続けられるマネープランを

さて、どうでしたか、ダイビングは手が出せないほど高額でしたか?
「習う費用」は最初だけ、「買う費用」はお財布と相談ながらいつ買うのが得か思案のしどころになりますね。「行く費用」はダイビングを楽しみ続けるための費用。ダイビングを始める目的は、講習を受けることやCカードをもらうことではなく、ダイビングを楽しむことですから、いちばん大切なのはここです。沖縄や海外に行かなくても、「ご近所」に魅力的な場所がたくさんあります。行き先選びも楽しいし、戻って来た後の写真整理や仲間との語らいもまた楽しいものです。週末や連休、夏休みをうまく使って、ダイビングライフを楽しみましょう。
くれぐれも、講習と器材購入で予算を使い果たしてしまったり、収入にそぐわないローンを組んで暮らしが圧迫されるようなことのないように、ご注意を。

Cカード取得ツアーの「落とし穴」
 旅行社が主催する海外や沖縄への「Cカード取得ツアー」は、フル器材レンタルで行われるケースがほとんど。価格も魅力的だし、旅行気分で参加できるのはいいですね。実際、学生や社会人1~2年生には人気があります。
 ただし、限られた滞在期間中に、すべての内容をクリアしなくてなら ないので、スケジュールはハードになると思ってください。泳ぎが苦手 だったり、年齢的に不安のある方にはあまり向かないかもしれません。 学科講習を事前に終わらせるコースを選ぶ、日程に余裕を持たせて焦ら ずに講習を受けられるようにする、などの方法も検討しましょう。旅行 社の担当者や実際に講習を受ける現地のダイビングスクールに相談してもいいかもしれません。
 また、海外で講習を受けた場合、、帰国後のケアはほとんど期待できません。Cカードは取得したけれど、器材は何も持っていないし、どこで潜れるのかもわからない、仲間もいない、インストラクターを訪ねることもできないーー。そんな「ないない尽くし」で、Cカード取得ツアーに行っただけで、その後、ダイビングから遠ざかってしまう人も多いのです。
もしもあなたが、海外や沖縄への「Cカード取得ツアー」に行くつもりなら、講習を終えた後、どんなふうに楽しみ続けるかも考えておきましょう。身近にダイバーがいるなら、お願いすれば連れていってもらえるかもしれません。国内の海のそばにあるダイビングショップの「ファンダイビング・コース」に申し込んだり、自宅や仕事場近くのショップスタッフと行くこともできるはずです。まとまった休みが頻繁にあるなら、旅行社のファンダイビングツアーに参加する方法もあります。